1.우물가에서 숭늉 찾늉 찾는다. :順序も知らずに性急に飛びかかること

韓国では食後、ご飯を炊いた釜に残ったおこげ(누룽지 )と水を入れ、再び沸かしおこげ湯(숭늉 )を作って飲む習慣があります。おこげ湯を作るためには「井戸で水をくむ→釜でご飯を炊く→ご飯をよそう→おこげが残る→井戸の水を釜に入れる→再び火にかける」の順番に沿わなければならないのに、井戸端でいきなりおこげ湯を求めるのは順序を無視した性急な行動であることから、このような意味になりました。

2.강 건너 불구경(川の向こうの火事見物) :他人事のように傍観すること

川を挟んで向こうで起きている火事を見るのは、こちら側の人には安全なこと。そういう意味合いから、自分とは全く関係ないことのように振る舞うときに、よく使われることわざです。강 건너 불구경については、中国の孫子が著した兵法書の中に登場する「隔岸観火」(격안관화)という言葉から由来したという説もあります。「隔岸観火」は、岸を挟んで向こう側の敵を観察し、敵の内部に乱れがあれば攻撃して勝利を狙う戦略だそうです。漁夫の利を得る戦略とも言えます。日本のことわざ=対岸の火事

 

3.내 코가 석 자(私の鼻水が三尺):自分のことで精一杯だ

코를 닦다 (鼻水を拭く)という言葉があるように、코 には「鼻」のほかに「鼻水」の意味もあります。석 자 (三尺)は約1メートル。鼻水が1メートルも出ていると大変です。垂れている鼻水をまずどうにかしないと。従って、他のことに気を遣う余裕などが全くないときに使われることわざになりました。